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「萌えキャラ」「水着ギャル」…とんちんかんな発想。

栗林デバ子2015.08.26

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おお、やはりこの組織もか!!

警察しかり自衛隊しかり、巨乳の萌えキャラをモチーフにした人材募集のポスターを見るたびに、ここはガッチガチの男社会なんだな、恐ろしや!!って何かを確認するような気持ちになりますね。

行政も萌えキャラ好き。三重県志摩市も市公認「海女萌えキャラクター」碧志摩メグをつくりました。すでに炎上しちゃってますけど。

黒い長い髪に大きな目、巨乳を強調するような体にぴったり張り付いた海女の衣装。派生商品のクリアファイルでは、メグが、海女の衣装の裾をはだけるように、ぺたんと女の子のように座って恥ずかしそうにはにかんでいて、まぁ、デバ子は可愛いというより、気持ち悪いなって印象を受けました。

2016年に伊勢志摩で行われるサミットのピーアールのためにつくられたそうなんですが、こういう萌えキャラをつくる自治体って何をアピールするつもりなんでしょうか。ここは女性蔑視案県ですよってメッセージにしか受けとめられないよ。

案の状、撤回をもとめる署名運動も始まるなど、猛批判を浴びています。

担当者は「若者がこれまで知らなかった海女文化について少しでも興味を持ってもらえるようになったら、というのが狙いです」と話しているらしいのですが、おい、サミットじゃなく海女のピーアールなのかよ!そもそもこのキャラで海女文化に興味を持つ人ってどうなの?!とかいろいろ疑問がわいてきます。

このオッサン(性別、年齢ではなく既得権益に安住する頭の固い人たちという意味で使っております)たちの「萌えキャラなら親しみを持ってもらえるんじゃないか」って発想、いい加減どうにかしてほしいです。


まったく同じ発想だなーと思ったのが、日本テレビがラグビーワールドカップ2015のピーアールのためにつくった動画「セクシー★ラグビールール」騒動。

ラグビー初心者にもルールをわかりやすく説明するため、水着姿のグラビアアイドルが胸やおしりを強調しながら、ラグビーのルールを説明する動画をつくったらしいのですが、批判を浴びて公式サイトからすぐに削除されてしまいました。

水着でわかりやすく・・・って、いったいどうやって!?とちょっと気になるのですが

「ラグビーをバカにしている!」「日本選手や各国から訪れる選手にも失礼だ」などの批判が殺到。

ちゃんと動画を見てないので文句言うのもどうかと思うんですけど、グラビアアイドルが水着姿で出演すれば、ラグビーに親しみをもってもらえるってとんちんかんな感じは萌えキャラをつくれば若者に関心をもってもらえるだろう、って発想と似てますよねー。まあ炎上するわな。

でもね、なんか抗議にもちょっと傷つきました。

萌えキャラ問題には静観を決め込んでる男たちが、ラグビーだと「バカにしてる!」とか「選手に失礼だ!」とかね。萌えキャラは女が貶められているけど、セクシーラグビーは「神聖なる男のスポーツ」が水着ギャルによって貶められているという認識なんだろうな。

なんか一周まわって女がバカにされ、貶められている気分。そして、志摩市のメグはあれだけ抗議を浴びても公認キャラクターとして活躍しており、セクシーラグビーの動画はすぐに「不快な思いをさせました」と削除された事実。

女の抗議には耳を傾けず、男の抗議にはすぐにひれ伏す。ほんと日本って生きづらいですね。

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