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トルコのアフロディーテ的食品

安達智英子2014.10.12

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「安達さんは料理が好きだそうなので、そのことに関して書いたら?」というリクエストがあったので、このサイトにふさわしいのはどんなことかしら、と考えたところ、料理では思い浮かばなかったのですが、やっぱり「精力増強」効果がある食べ物でしょう、という結論にいたりました。
世界共通で精力増強によいと言われているニンニクとかは別にして、トルコ特有の食品を紹介してみたいと思います。

 

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 代表格は「シャルガム」ですか。Wikipediaでは単に「カブ」とされてしまっていますが、普通のカブとは違う、ロシアカブというものらしいのですが、それをそのまま食べるのではなくて、漬物にしてその汁を飲むことが多いです。トルコ南部のアダナ、メルスィン、アンタクヤなどの地域でよく採れるので、そのあたりではどの店に入っても置いてあります。真っ赤な汁で、異様なにおいがするのでいかにも効きそう!という感じです。お味のほうは酸っぱくて、ピクルスの汁みたい。


 シャルガムの効能としては、ビタミンA.C.B、カルシウム、ポタシウム、鉄が豊富、デトックス効果、骨を強くする、コレステロールを下げる、貧血、ニキビを改善、心臓や眼に良い、などの様々なことが挙げられていますが、「アフロディスィアック効果」というのがあるというんですね。この「アフロディスィアック」とは何でしょう?と思ってネット検索してみたら、英語と同じですけどけっこうトルコ語では使われていました。要するに精力増強という意味なんですが、ギリシャ神話の豊穣、生殖の女神アフロディーテにちなんだ言葉なんでしょうね。しかしダイレクトに「精力増強」と言われるとなんかギラギラした感じが丸出しですけど、「アフロディーテ的な」と言うと上品で高貴な感じに早変わりするから不思議ですね。しかし一度意味を知ってしまったら、聴く度にニヤニヤしてしまいます。


 もうひとつの効能はなんと、「胸を柔らかくする」というんですよ。アフロディーテに胸ときたら、初夜なんかに最適の食材ですね。「初夜」と「シャルガム」で検索してみたら、「初夜に飲め」というのは出てきませんでしたが、代わりに女性の口コミサイトがヒットして、「妊娠14か月のある夜に急にシャルガム水を飲みたくなって、それから毎日ガブ飲みしてしまっているけど、大丈夫かしら?」というのが出てきました!そのスレには多くの答えが寄せられていましたが、みなさん、「シャルガムには害がないし、むしろ飲んだほうが健康にいいわよ!」と書いています。
 妊娠前も妊娠中も役に立つシャルガムなんですね。歳をとってからも手足の冷えを改善するというから、死ぬまで世話になりたい食品です。

 

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安達智英子(あだち・ちえこ)

多摩美術大学 インテリアデザイン科卒。
トルコ留学後、トルコ民家の研究に携わる。現在は翻訳、通訳、取材コーディネート業の傍ら、トルコで折り紙の普及に努めている。
翻訳書:ノーベル賞作家オルハン・パムク著「新しい人生」(藤原書店)
    レハー・ギュナイ著「サフランボルの民家」(YEM 出版)
    トルコ語への翻訳では丸木俊の「ひろしまのピカ」(İleri Yayın)
著 作:「世界遺産サフランボル・民家とくらし」(自費出版)
共 著:「タビトモ会話トルコ語」(JTB パブリッシング)
挿 絵:「ゼロから話せるトルコ語」(三修社)

ブログ:masalgibi.blog.fc2.com
WEB :www.torukosoudan.com

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