鍬津ころのコラム一覧

LPC官能小説最終回「……雪のせいだよ」、私の耳を甘噛みしながら、彼が言った

19.01.30by 鍬津ころ

　今にも雪がちらつきそうな曇り空。 　私は今日、友達に誘われて雪国のかまくらイベントを見...read more

LPC官能小説第２８回「柔らかく揉まれると、快感と幸福感がほとばしるようにあふれた…」

18.12.25by 鍬津ころ

「……はぐれちゃった」 　白い息を吐いて、私は呟く。 　冬至を過ぎて、五時前には真っ暗にな...read more

LPC官能小説第２７回「厚いてのひらと、節くれ立った、だけどすごく器用そうな指先に…」

18.11.27by 鍬津ころ

　紅葉シーズンも終わり頃。 　同期のコに誘われて、勢いでOKしちゃった『古都で楽しむなりき...read more

LPC官能小説第２７回「太くゴツい指が私の首筋を撫でる。ひどく冷たい指先が…」

18.10.24by 鍬津ころ

ヒラヒラと舞うものを、蝶々かな？と目で追えば、枯葉だった。 長過ぎた猛暑の日々もようや...read more

LPC官能小説第２６回「肩を寄せ合って子猫を見つめる私たち。次の瞬間唇を奪われ…」

18.09.25by 鍬津ころ

　三連休の最終日。猫を飼っている友達の家で、モフモフ三昧、超癒された翌日。 　猫の里親募...read more

LPC官能小説第２５回「あ、熱くて、柔らかい……」彼の呟きが快い

18.08.28by 鍬津ころ

　降るような星空の真ん中に、白銀の大きな満月が浮かんでいる。 　素足の裏には、夜露に濡れ...read more

LPC官能小説第２4回「プールの監視員だなんて、セクシーすぎて…」

18.07.26by 鍬津ころ

　エアコンを切った瞬間に汗が噴き出す、ウンザリな猛暑が続く夏。 　だけど、今夜の私はクー...read more

LPC官能小説第２３回「駆クンと２人、七夕の吹き流しの中で…」

18.06.27by 鍬津ころ

　電車で二駅先のアーケード商店街で行われる七夕祭りは、毎年大賑わいする。 　アーケード...read more

LPC官能小説第２２回「イタズラするコには、お仕置きが必要だな」私の耳元に彼は囁き…

18.05.23by 鍬津ころ

　私の会社は、街中のよくある雑居ビルのワンフロア。 　実は、社長一族がそのビルのオーナー...read more

LPC官能小説第21回「試合後の、蒸れた汗の匂いに、気が遠くなりそう…」

18.04.24by 鍬津ころ

　何かと話題の、マンガ読み放題サイト。 　あんまり興味がなかったんだけど、最近、学生時...read more

LPC官能小説第20回「ため息が漏れそうになったとき、玄関の呼び鈴が、、、」

18.03.27by 鍬津ころ

ーー新カレゲット！　優良物件だぞ〜！ 　スマホをブルッと震わせたのは、田舎の友達からの...read more

LPC官能小説第21回「震えてる……まだ、寒い？」と囁く彼に…

18.01.31by 鍬津ころ

　その日、首都圏は冷たく輝く真珠を編んだヴェールに覆われたーーー 　なんちゃって。 　...read more

LPC官能小説第20回「彼は靴先、ヒール、踵から伸びるくるぶしを指先で撫で…」

17.12.27by 鍬津ころ

　お正月二日目。 　目覚まし時計とスマホのアラームをダブルで鳴らして、私は六時に飛び起き...read more

LPC官能小説第19回「しょうがないな」そんな微笑で手招きされて…

17.11.28by 鍬津ころ

　ここ何年かで、すっかりお馴染みになったフードフェスティバル。 　去年は女友達と行った...read more

LPC官能小説第18回「ムスクに似た彼の香りが喉の奥に流れこんできて…」

17.10.24by 鍬津ころ

　日が沈んでからの肌寒さは、すっかり晩秋って感じ。 　だけど、帰宅ラッシュどきの地下鉄駅...read more

LPC官能小説第17回「よかったら、覗いてごらん」と声をかけられて…

17.09.27by 鍬津ころ

　芸術の秋。 　日中は、まだ残暑といってもいいほどの気温だけど、午後3時をすぎると急に秋...read more

LPC官能小説第16回「脳天に、冷たさと快感が突き抜けた…」

17.08.22by 鍬津ころ

　猛暑日の週末。 　出かける予定がないのは別にいいんだけど、イマイチ効きの悪いクーラーの...read more

LPC官能小説第15回「可愛い声出していいよ、花火が誤摩化してくれるから」

17.07.25by 鍬津ころ

　毎年行こうと思ってた、海上花火大会。 　今度こそ！と、重い腰を上げて、行くことにした。...read more

LPC官能小説第14回「普通の傘の数倍はある太いハンドル。まるで…」

17.06.27by 鍬津ころ

　本格的な梅雨に入って、毎日、ムシムシジメジメ。 　ホントにこの時期は、気分がアガらない...read more

LPC官能小説第13回「もう皆、気付いてるかも……お相撲を見ながらはしたなく悶えてる姿が……」

17.05.23by 鍬津ころ

　お相撲ブーム、と言われてるけど、マジでそうみたい。 　チケットが、取れないんだって。 ...read more

第21回K子とT子の人性相談「どこまで相手の要求を受け入れますか？」

17.05.16by 鍬津ころ

T子（アラフィフ以下T）：先日、小学校からの友達と遊んだんですが、4月に引っ越したって。旦...read more

LPC官能小説第12回「どうしよう…高まる期待に頬が熱くなったとき、ドアが開き…」

17.04.26by 鍬津ころ

　５連休だ、９連休だ、と騒ぐ人たちもいるけど、そんなに嬉しいかな？ 　乗車率150％の電...read more

LPC官能小説第11回「優しい声が、温かい蜜のように私の身体を駆け巡り…」

17.03.28by 鍬津ころ

　咲き始めたばかりの桜を、冷たい雨がいじめてる火曜日。 　そんなに遅い時間じゃないけれ...read more

LPC官能小説第10回「コックコート姿の後ろ姿に、ゴクリと喉を鳴らしていた…」

17.02.28by 鍬津ころ

　会社用の分担金を払っただけで、バレンタインは何事もなく終わった。 　ちょうどバレンタ...read more

LPC官能小説第9回「小さい子供みたいに素直な彼の返事に、背中がゾクゾクした」

17.02.01by 鍬津ころ

　年明けそうそう、気持ちワルイほど気温が上がったり、かと思うとドカ雪が降ったり。 　今年...read more

LPC官能小説第8回「大晦日の夜、暗がりで見つけたのは四条丸クン…」

16.12.27by 鍬津ころ

　未処理データの山を、こっそり2割くらい来年に持ち越して、仕事納め。 　今年の忘年会もし...read more

LPC官能小説第7回「おずおずと入ってくる舌先に、女神を崇めるような躊躇いを感じる…」

16.11.22by 鍬津ころ

　去年のクリスマスは、別れたカレシがフレンチディナーをご馳走してくれた。 　だけど私、ワ...read more

LPC官能小説第６回「喉が鳴る。灼けつきそうな刺激。全身がカッカと火照るように…」

16.10.25by 鍬津ころ

　高原に吹く風には、紅葉シーズン独特の肌寒さがあった。 　有給消化のため、私は『Ｙ県のワ...read more

第１４回K子とT子の人性相談「セックス中にダメ出しされちゃいました…」

16.10.18by 鍬津ころ

　K子（60代以下K）：この前、某ゴシップ誌の女性編集者がうちの店で、『伝説のエロ編集者イン...read more

LPC官能小説第5回「気づいたら友達とはぐれていて…」

16.09.27by 鍬津ころ

　お天気が心配だったけど、幸い雲の晴れ間から穏やかな秋の陽が射す土曜日。 　学生時代から...read more

LPC官能小説第4回「海の男と同じくらい灼けた顔……まさかあの釣り人…!!」

16.08.23by 鍬津ころ

　お盆には地獄の釜が開くから、海水浴はＮＧ……なんて、子供の頃にお祖母ちゃんに聞かされた気...read more

LPC官能小説第3回「私はワインレッドの革を張った、重い扉を押し開けた…」

16.07.27by 鍬津ころ

　午前中から、FAXの送信ミスや電話の取り次ぎ間違いをやらかして、散々だった金曜日。 　給...read more

LPC官能小説第２回「四条丸のノーネクタイの襟から覗く喉仏に…」

16.06.28by 鍬津ころ

　ジメッとした曇り空から、今にも雨が降りそうな火曜日。 　それなのに私、通勤ラッシュの激...read more

LPC官能小説♡新連載スタート！第一回「その男〜四条丸　走〜」

16.06.03by 鍬津ころ

　日曜日の昼下がり、起きてからつけっぱなしのテレビを、ぼんやり眺めてた。 　唐突に、画面...read more